tt要素
tt要素の役割
tt要素で囲んだテキストを等幅で表示します。
等幅とは、1字1字の文字がすべて同じ幅である、ということです。
文字はそのつくりによって、幅が違うのが普通です。このような文字の幅の違いをそのまま表現したフォントのことをプロポーショナルフォントといいます。
等幅フォントは、プロポーショナルフォントに対する言葉であり、本来なら幅の違う文字であっても、空白などを挿入することで、すべて同じ幅を保つようにしています。
プロポーショナルフォントと等幅フォント
プロポーショナルフォントの利点は、文字の幅をそのまま再現するので、文章を書いたときに自然な並びになることです。
等幅フォントの利点は、すべての文字が同じ幅で表示されるので、縦・横の並びが整列されることです。
tt要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
tt要素の使い方
<p><tt>ここに書かれている文字をすべて等幅フォントで表示します。abcde...</tt></p>
ここに書かれている文字をすべて等幅フォントで表示します。
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UpDate:2010-6-19