marquee要素
marquee要素の役割
marquee要素は、文字が画像を一定領域間でいったりきたりさせる属性です。
InternetExplorerの独自要素で、W3Cで策定されているものではないので、動作しないブラウザも存在します。したがって使うべきではない要素です。
marquee要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
behavior | スクロールの動作を指定する。 |
bgcolor | 背景色を指定。 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
direction | スクロールさせる方向を指定。 |
height | スクロール領域の高さ。 |
hspace | スクロール領域の左右の余白。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
loop | スクロール回数を指定。 |
scrollamount | 一度に移動するピクセル数。 |
scrolldelay | スクロールスピード。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
truespeed | scrolldelay属性との連動を指定。 |
vspace | スクロール領域の上下の余白。 |
width | スクロール領域の横幅。 |
marquee要素の使い方
<marquee>テキストを移動</marquee>
behavior属性
alternate | 端まで行ったら折り返す。 |
scroll | 一方向に進み端まで行ったら反対側からくり返す。 |
slide | 一方向に進み端まで行ったら止まる。 |
direction属性
down | 下へ移動する。 |
left | 左へ移動する。 |
right | 右へ移動する。 |
up | 上に移動する。 |
loop属性
整数で指定すると、スクロール回数を指定できます。-1又はinfiniteを指定すると、無限にスクロールします。
scrollamount属性
一度に移動する距離をピクセル数で示します。数が大きいほど移動距離が大きくなります。初期値は6ピクセルです。
scrolldelay属性
現在の位置から次の位置までの移動時間を、ミリ秒単位(1/1000秒)で指定します。小さいほど早くなり、大きいほど遅くなります。
truespeed属性
scrolldelayで設定した値が60未満の場合、falseだと60に設定されますが、trueだと設定値どおりにカウントされます。
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UpDate:2010-4-26