s要素
s要素の役割
s要素は、テキストに打ち消し線を引きます。打ち消し線とは、テキストの中央にひく線のことです。
s要素は、視覚的な効果以上の意味はなく、HTML構造上は意味を成さないため、非推奨とされています。
同じような役割を持つ要素にstrike要素がありますが、こちらも非推奨です。
打ち消し線を表示させたいのであれば、CSSのtext-decorationプロパティにline-throughを指定しましょう。
また、HTML構造上でも意味をなす打ち消し線を引く場合には、del要素を使います。ただし、del要素には対応していないブラウザもあります。
s要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
s要素の使い方
<p >このテキストの文章に<s>打ち消し線</s>を引きます。</p>
このテキストの文章に打ち消し線を引きます。
s要素で囲われたテキストの中央に横線がひかれます。
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UpDate:2010-5-20