textarea要素
textarea要素の役割
textarea要素は、複数行のテキストを入力できる入力欄を生成します。
textarea要素は、form要素内で用いられると、入力された内容をプログラムなどに渡すことができます。
ブラウザで表示しているtextarea要素内にテキストを入力する場合、Enterを押すと改行されます。
textarea要素内にテキストを記述しておくと、初期値として表示されます。
textarea要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
cols | 横幅を指定。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
disabled | 入力を不可にする。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
name | 名前を入力。プログラムなどで値を取得するときに使用。 |
readonly | 読み取り専用欄にする。 |
rows | 高さを指定。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
wrap | 右端までいったテキストの折り返し方法を指定。 |
textarea要素の使い方
<textarea cols="50" rows="5">この中に自由に入力できます</textarea>
colsとrows
textarea要素の幅と高さを指定する属性です。これらの属性に設定する値は整数値ですが、実際に解釈される大きさはブラウザによってまちまちです。
そのため、幅や高さを指定する場合には、colsやrows属性を使わずに、CSSのwidthプロパティやheightプロパティを使いましょう。
disabled属性
disabled属性を指定したtextarea要素は、入力することも、内容を送信することもできなくなります。
<textarea disabled="disabled">使用不可</textarea>
readonly属性
readonly属性を指定したtextarea要素には、ユーザが入力することができません。ただし、予め設定されていたtextarea要素内の値を送信することはできます。
<textarea readonly="readonly">内容変更不可</textarea>
wrap属性
hard | 右端で折り返す。折り返した情報も送信される。 |
off | 右端で折り返さない |
soft | 右端で折り返す。折り返した情報は送信されない。 |
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UpDate:2010-6-12