area要素

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area要素の役割

area要素は、イメージマップをつくるときに使う要素です。
img要素、map要素と共に使用し、画像の特定の場所にリンクを設定します。

area要素に設定できる属性

属性名 意味
accesskey ショートカットキーの設定。accesskey="a"とすれば、「Alt(ブラウザによってはCtrl)+a」でこの要素にフォーカスされる。
alt 代替テキストを入力する。
coords イメージマップの領域の座標。クリッカブルマップを作成するときにshape属性と共に使う。
class クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。
dir 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。
href リンク先URLを指定する。
id ID名。CSSを適用するときに使用する。
lang 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。
nohref リンクがないことを示す。
shape イメージマップの領域の形状。クリッカブルマップを表示するときに使う。
style スタイルシートを直接記述する。
tabindex Tabキーを押したときに移動する順番。
target リンク先を表示するウィンドウ・フレーム名。
title 補足情報。カーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。

area要素の使い方

<img src="画像パス" usemap="#マップ名">
<map name="マップ名">
<area shape="形状" coords="座標" href="リンク先URL" alt="代替テキスト">
</map>

area要素は、上記のように、img要素に指定した画像をマップ要素でマップとして関連付け、そのマップの任意の範囲にリンクなどを設定するために使います。
このため、img要素map要素が必要となります。
area要素は、map要素に内包されます。

areaの形状と座標指定の関係
形状 shape属性 座標の書きかた
circle 中心のX座標,中心のY座標,半径
指定なし(全体) default -
多角形 poly 多角形を構成するすべての角を順にX座標,Y座標の順に記述(起点と終点は同じ座標にする)。
四角形 rect 左上のX座標,Y座標,右下のX座標,Y座標

以下の画像は1つのファイルですが、円、四角形、三角形にはそれぞれリンクが設定されています。

イメージマップ(円) イメージマップ(四角形) イメージマップ(多角形)

以下は上記のイメージマップ(クリッカブルマップ)のコードです。

<img src="dat/area-01.jpg" width="400" height="200" border="0" usemap="#imagemap" />
<map name="imagemap" id="imagemap">
<area shape="circle" coords="83,101,42" href="http://www.yahoo.co.jp/" alt="イメージマップ(円)" />
<area shape="rect" coords="166,61,241,136" href="http://www.google.co.jp/" alt="イメージマップ(四角形)" />
<area shape="poly" coords="320,61,278,131,360,130" href="http://www.msn.co.jp/" alt="イメージマップ(多角形)" />
</map>

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UpDate:2010-2-23