select要素
select要素の役割
select要素は、セレクトメニュー(プルダウンメニュー)をつくります。
form要素に内包され、CGIなどのスクリプトに値を送ることもできます。
select要素内では、option要素を使い、ひとつの項目を表します。
select要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
disabled | 項目選択を禁止する。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
multiple | 複数項目の選択を可能にする。 |
name | プログラムがselect要素を判別する名前を設定。 |
size | メニューリストの高さを指定。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
select要素の使い方
通常、select要素はform要素の内部で使って、値をCGIに送信させたり、select要素単体で使う場合には、JavaScriptなどに値を渡す際に使います。select要素によって選択した項目いかんでHTMLファイルの動作を制御するには、このように、ほかのスクリプト言語との連動が必要になります。
以下のサンプルは、select要素によって指定した項目のvalue属性値を、xxx.cgiに送信します。
<form action="xxx.cgi" method="post">
<select name="selectmenu">
<option value="1">項目1</option>
<option value="2">項目2</option>
<option value="3">項目3</option>
<option value="4">項目4</option>
</select>
<input type="submit" value="送信" />
</form>
disabled属性
disabled属性を指定すると、項目を選択できなくなります。
<select disabled="disabled">
<option>項目1</option>
<option>項目2</option>
<option>項目3</option>
<option>項目4</option>
</select>
multiple属性
multiple属性を指定すると、複数の項目を選択することができます。
<select multiple="multiple">
<option>項目1</option>
<option>項目2</option>
<option>項目3</option>
<option>項目4</option>
</select>
実際に、ブラウザ上で複数項目を選択する場合には、Ctrlキーを押しながら項目をクリックすると、複数項目を選択できます。
multiple属性の指定の仕方は、
<select multiple>
もしくは、
<select multiple="multiple">
です。
size属性
size属性を指定すると、予め表示できる項目数を設定できます。
size属性を指定しない場合は、1行のみ表示されるプルダウンメニューになります。
<select size="3">
<option>項目1</option>
<option>項目2</option>
<option>項目3</option>
<option>項目4</option>
</select>
上記のサンプルでは、sizeに3を指定したため、3行が予め表示されています。
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UpDate:2010-5-23