コマンド:Mark of the Webの挿入
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[コマンド]->[Mark of the Webの挿入]は、InternetExplorerのセキュリティメッセージを回避するためのコードをページに埋め込むメニューです。
[Mark of the Webの挿入]を選択すると、DOCTYPE宣言の後に、以下のコードを埋め込みます。
<!-- saved from url=(0014)about:internet -->
このコードは、InternetExplorerにおいて、JavaScriptやFlashといったスクリプトを含むHTMLドキュメントを、ローカルで開こうとしたときに表示されるセキュリティメッセージを回避する意味で挿入されます。
InternetExplorerの[ツール]->[オプション]->[セキュリティ]には、「セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。」という項目があり、各ゾーンのセキュリティレベルを設定することができます。
通常、ローカルで開いた時には、そのドキュメントにはローカル イントラネットゾーンのルールが適用されます。しかし、デフォルトのローカル
イントラネットゾーンのセキュリティは、JavaScriptなどのスクリプトを実行する際に警告を発します。
そのため、一度ブラウザ上で出た警告メッセージに対して許可を与えなければなりません。
これが煩わしいために、このメニューが用意されました。
Mark of the Webを挿入すると、ローカルで開いたとしても、そのファイルをインターネットゾーンにある、とみなします。そのため、セキュリティのレベルはインターネットゾーンが適用され、警告が出なくなります。
ただし、このコードがあると常にインターネットゾーンにあるファイルとみなされるため、ローカルファイルとしての動作をしなくなります。
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UpDate:2010-7-31