編集:リピートエントリ

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リピートエントリとは、テンプレートファイルのテンプレート部分において、リピート領域に指定した範囲をドキュメント内の編集可能領域中の任意の場所にコピー・削除したり、カットできるようにする機能です。

同一ドキュメント内において、同じ文章や表などをくり返し表示する場合に使います。

リピート領域の使い方

代表的なリピート領域の使い方を解説します。

まずテンプレート上において、テーブルを作成します。
テーブルは1行目を項目名に使い、2行目からデータを入力するセルにします。

テンプレート上にテーブルを作成

このテーブルの2行目全体を選択した状態で、「挿入」→「テンプレートオブジェクト」→「リピート領域」を指定します。

テーブルの2行目にリピート領域を作成

リピート領域が作成したテーブルの2行目に設定されました。

リピート領域が作成された

次に、この2行目の各セルにそれぞれ編集可能領域を作成します。
「挿入」→「テンプレートオブジェクト」→「編集可能領域」で、わかりやすい任意の名前をつけます。

テーブルのセルに編集可能領域を作成

リピート領域内に編集可能領域をつくりました。
リピート領域だけつくっても、編集可能領域がなければ、編集することができないのであまり意味はありません。

リピート領域内に編集可能領域が作成された

このテンプレートを利用して新規ドキュメントをつくると、デザインビュー上で以下のように表示されます。

ドキュメントにおけるリピート領域の表示

リピート領域名に表示されている「+」「-」「▼」「▲」は、それぞれ、リピート領域の複製、削除、次の領域へ移動、前の領域へ移動、を表しています。
2行目の各編集可能領域に、適当に入力をして、複製(「+」もしくは、、「編集」→「リピートエントリ」→「リピートエントリのコピー」を指定して、コピーをすると、リピート領域がその下に複製されます。

リピート領域をコピー

リピート領域がコピーされる

以上が一般的なリピートエントリの使い方です。

テンプレート式の活用

さらにリピート領域を使いこなすには、テンプレート式を使います。
テンプレート式とは、テンプレートにDreamweaver独自の式を設定することで、リピートエントリの操作によって、実際のドキュメントに様々な効果を与える方法です。

→詳しくは「ソフトの使い方:テンプレート式を設定する」をご覧下さい。

リピートエントリの使用は、テンプレート式と共に「編集可能領域」「オプション領域」などを合わせて使うことでより複雑で柔軟な構造を作ることができます。

→詳しくは「挿入:テンプレートオブジェクト」をご覧下さい。

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UpDate:2010-3-5