優先順位
CSSを適用するときに、内容が重複するような指定をした場合、優先される順位があります。
順位はセレクタの種類によって変わります。
セレクタの種類
セレクタには以下の4つの種類があります。
セレクタには、その種類によりポイントがあります。
ポイントは、並列にかかれることで加算されていきます。
セレクタ | ポイント |
#(ID) | 100 |
.(class) | 10 |
HTMLタグ | 1 |
*(全称セレクタ) | 0 |
ポイントは以下のように計算されます。
セレクタ | ポイント |
p | 1 |
p .class | 11 |
#id p | 101 |
#id p .class | 111 |
このポイントが多い順に優先順位が決定されます。
順位のサンプル
要素に含まれる別要素の場合
body{ font-size:20pt; }
p{ font-size:12pt; }
上記のサンプルの場合、フォントのサイズを、body要素以下はすべて20ポイントにするように指定した後に、p要素は12ポイントにするように指定しています。
この場合、p要素ではないテキストについては20ポイントが適用され、p要素内のテキストは12ポイントになります。
要素にクラスを指定する場合
p{ font-size:12pt;}
.f20{ font-size:20pt;}
上記のサンプルの場合、p要素を使っただけの場合は、フォントサイズは12ポイントになります。
p要素にf20クラスを指定した場合には、フォントサイズは20ポイントになります。
重複して指定する場合
p{ font-size:12pt; }
td p { font-size:20pt;}
上記のサンプルでは、p要素に書いたテキストは12ポイントになります。
table要素内のtd要素にp要素を使った場合には、フォントサイズは20ポイントになります。
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UpDate:2010-11-19