単位
CSSに設定できる単位には、相対単位と絶対単位があります。
相対単位
相対単位とは、元となる大きさに対して相対的に指定する大きさのことで、ブラウザの設定によって大きさを変えると、相対単位で指定したものも相対的に変わります。
em | 1em=1文字のサイズ。font-sizeなどで指定されている数。 |
ex | 1ex=x-heightの文字サイズ。 |
px | 1px=1ピクセル。 |
※x-heightとは、pやbのような線をはみ出すような文字ではなく、x、m、oといった文字の高さのこと。
絶対単位
絶対単位とは、ユーザがブラウザの設定を変えても、サイズが変更されない単位です。
cm | センチメートル。1cm=10mm |
in | インチ。1in=2.54cm |
mm | ミリメートル。10mm=1cm |
pc | パイカ。1pc=12pt |
pt | ポイント。72pt=1in |
絶対単位で大きさを指定することは、発信者側からすれば、常に意図した大きさで相手に見せることができるので、レイアウトやデザインが崩れることがありません。
しかし、ユーザの使いやすさ(ユーザビリティ)の観点からは、絶対単位は好ましくありません。ウェブデザインとしては、相対単位であってもなるべく崩れないレイアウトを目指しましょう。
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UpDate:2010-6-25